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メッセージ

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9・23
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     9月10日に渋谷WWWで行われた、大橋仁写真集「そこにすわろうとおもう」刊行記念イベント、七尾旅人百人組手番外編から2週間が過ぎた。

    七尾旅人、梅津和時さん、カントゥス、豚、彼らの出した音が写真と渾然一体となって450人の来場者を巻き込み肉の洞穴が出来上がったようだった。

    旅人の音の世界の凄みは狂気の部分にあると自分は思う。彼は途方もなく純粋で優しい部分がある、その優しさが全面に出ている音も大好きなのだが、その反面にある彼の闇と狂気の部分、その世界での旅人は凄まじい。旅人の純粋さが闇と狂気の中に反映されるのだ。途方もなく純粋な分、闇と狂気も透明度が高い。

    演出ではなく無邪気に闇と狂気の中で音と遊ぶ事の出来る人間はそうはいないと思う。いくら明るい歌を歌っていてもかえって彼の闇の部分はその明るさに寄り添っていて旅人の狂気に見た事のない光をあて輝かせる。その音を聴くのが好きなんだ。


    普通なら皆さんのご来場にお礼を言う所なのだろうが、誰かとセックスしてその相手にありがとうと、お礼を言うのはなんかおかしな感じがするように、普通の例の言葉では物足りないのだ。

    あ〜気持ちよかった、な。なんて感じだろうか。セックスと同じように体感した事のない人間にセックスを語る事は出来ない。やった事のある人間が、やってない人間に言える言葉は一つ。やってみろ。それだけなのだ。体で感じる事の得体の知れない味わいを知る為にはその場に来て、やってみるしかない。全てがお膳立てされている状態で踏み切れないヤツは一生そこでつったって指くわえて見てろ。って事になる。言い方が荒っぽい風だが、普段の話し言葉を採用している。ご容赦。とにかくまたやるだろう。どこかで。その時はまた踏み込んで欲しい。


    写真集「そこにすわろうとおもう」が発売され、9ヶ月。現在販売数は900冊を超えた。ジワジワと残りが少なくなって来ている。誰かのをかりて見るとかではなく、自分の手元に置いて、

    あの写真集と一緒に生活して欲しい。それなりにパワーがいるかもしれないが受けて立ってほしい。日本の写真業界では、「そこにすわろうとおもう」は今の所ほぼ、黙殺。

    1冊目「目のまえのつづき」2冊目「いま」も写真業界の中では黙殺されてきた。今回の本もその方向は変わらずピタッと黙殺されている。俺の出す本は最初からずっとこうだ。支持を表明してくれるのは荒木さんただ一人だけだった。いまニューヨークで開催されている、パリスフォトアパチャーブックアウォードで、最優秀作品を決める為のコンペが行われ、各国の出版社からエントリーされた写真集は300冊以上。

    「そこにすわろうとおもう」は最終選考の候補作10作品の中の一冊に選出された。日本写真界では、黙殺が続いている。日本で俺の本を見た人間が臆面もなく俺に対して大橋さんの本は海外の方が受けますよ、などぬかす。ヘドが出る。日本だろうと海外だろうと、人間の感受性の本質は変わらない。自分の姿勢を表明する事もしない人間が、適当に俺の姿勢表明を受け流しているだけなのだ。1冊めの本を出したときからずっとそうだったが、自分はこういう国に生まれたのだという事を常に心に刻みこむしかない。

    しかし、この怒りが次の作品への原動力になる、それも確かだろう。


    | - | 00:00 | comments(1) | trackbacks(0) | - | - |
    お前の写真なんか世界中どこでも受けねーよ。
    自分のチンポでも撮ってろクソ野郎!
    | 山田十三 | 2015/01/13 4:21 AM |










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